金石範キム・ソッポム[1925-]著作年譜

一九四九年頃の日誌より
「死の山」の一節より
 1951.12 朝鮮評論創刊号

夜なきそば 1953.05 文学報四号

これから 1958.11 文芸首都

火山島(朝鮮語) 1965-1967.06
  文学芸術(在日朝鮮文学芸術同盟機関誌)九回連載中断

鴉の死 1967.9 新興書房

 看守朴書房 1957.08 文芸首都

 鴉の死 1957.12 文芸首都 

 糞と自由 1960.04 文芸首都

 観徳亭 1960.05 文化評論

 

 

鴉の死 1971.10 講談社

 看守朴書房、鴉の死、糞と自由、観徳亭

 虚無譚 1969.08 世界

 

万徳幽霊奇譚 1971.11 筑摩書房


ことばの呪縛* 1972.07 筑摩書房


      1973.10 文藝春秋

 夜 1971.11 文学界

 トーロク泥棒 1972.02 文学界

 李訓長 1973.06 文学界


鴉の死 1973.12 講談社文庫


1945年夏 1974.04 筑摩書房
 一部 長靴 1970.04 世界
 二部 故郷 1971.12 人間として
 三部 彷徨 1972.09 人間として
 四部 出発 1973.07 文芸展望


詐欺師  1974.07 講談社
 詐欺師 1973.12 群像
 夜の声 1974.04 文芸
 途上   1974.05 海


口あるものは語れ* 1975.04 筑摩書房


 海嘯(火山島)1976.02-1981.08文学界


民族・ことば・文学* 1976.11 創樹社


遺された記憶 1977.01 河出書房新社
 驟雨        1975.05 三千里
 遺された記憶  1975.09 文芸
 優雅な誘い    1976.11 文芸


マントギ物語 1978.07 筑摩書房


往生異聞 1979.11 集英社
 至尊の息子  1978.08 すばる
 往生異聞  1979.08 すばる


祭司なき祭り 1981.06 集英社
          1981.01 すばる


「在日」の思想* 1981.12 筑摩書房


幽冥の肖像 1982.10 筑摩書房
 結婚式の日   1978.11 季刊三千里
 乳房のない女  1981.05 文学的立場
 幽冥の肖像   1982.01 文芸
 酔夢の季節   1982.08 海


火山島 第一部 全三巻

 1983 文藝春秋


火山島 第二部 1986.06-1994.09 文学界

金縛りの歳月 1986.09 集英社
  金縛りの歳月 1984.07 すばる
  帰途       1985.07 世界
  郷天遊記    1985.12 すばる


 故国行* 1990.08 岩波書店
  眩暈のなかの祖国 1989.9-12 世界


万徳幽霊奇譚 詐欺師

 1991.08 講談社文芸文庫


転向と親日派* 1993.07 岩波書店
 「親日」について 1992.679111293.2 『世界』

 再訪を拒まれて 1992.2 『世界』 他


夢、草深し 1995.06 講談社
  夢、草深し  1991.04 群像
  光の洞窟  1994.12 群像


地の影 1996.06 集英社
 炸裂する闇   1993.09 すばる
 テコとコマ   1994.02 すばる
 黄色き陽、白き月  1995.12 群像


火山島 全七巻 1997 文藝春秋


 

『鴉の死』『夢、草深し』1999.03 小学館文庫


新編「在日」の思想

 2001.05 講談社文芸文庫


海の底から、地の底から  2000.02 講談社(1999.10 群像)


忘却は蘇えるか  1998.05 思想


















在日朝鮮人文学の問いかけるもの 1990.03

在日朝鮮人文学 2001.10 すばる

満月 2001.08 講談社(2001.04 群像)



なぜ書きつづけてきたか なぜ沈黙してきたか 2001.11 平凡社


虚日 2002.12 講談社
 離れた森      1996.10 群像 
 紵茂る幼い墓    1998.10 群像
 かくも難しき韓国行 1998.12 群像
 苦難の終りの韓国行 2001.11 文学界 
  虚日       2002.05 群像


国境を越えるもの* 2004.08 文藝春秋
 故国再訪、成らず 1991.12 文学界
 再びの韓国、再びの済州島 97.02 世界
 文化はいかに国境を越えるか 
  1999 立教アメリカン・スタディーズ
 鬼門としての韓国行 04.01-04 文学界


金石範作品集 T 2005.09 平凡社
   鴉の死、万徳幽霊奇譚、1945年夏、夜、トーロク泥棒、詐欺師、資料


金石範作品集 U 2005.10
   途上、至尊の息子、往生異聞、祭司なき祭り、乳房のない女、幽冥の肖像、夢、草深し、炸裂する闇、満月


地底の太陽 2006.11 集英社
  (05.071006.010407 すばる)


異郷の日本語  2009.4 社会評論社
金石範、崔真碩、佐藤泉、片山宏行、李静和


金石範《火山島》を語る 2010.4 右文書院


死者は地上に  2010.10 岩波書店


過去からの行進  2012.2 岩波書店

 

 

 


増補 なぜ書きつづけてきたか なぜ沈黙してきたか: 済州島四・三事件の記憶と文学

2015.4  平凡社ライブラリー


火山島
オンデマンド版 全7巻   2015.10


ルポ 思想としての朝鮮籍 中村一成

2017.01 岩波書店


金石範評論集I 文学・言語論 2019.06 明石書店


海の底から 2020.02 岩波書店

満月の下の赤い海 CUON 2022.07
消された記憶 2017.10 すばる
満月の下の赤い海 2020.07 すばる
地の疼き 2022.5&6 すばる
新編鴉の死 CUON 2022.12
看守朴書房、鴉の死、観徳亭、万徳幽霊奇譚
対談、詳細年譜

 

いま、〈在日〉にとって〈国籍〉とは何か  1998.10 世界
再び、〈在日〉にとっての〈国籍〉について 1999.05 世界
在日朝鮮人文学(座談会)         2001.10 すばる
W杯のナショナリズム           2002.08 文学界
嘘は如何にして大きくなるか       2002.08 文学界
日朝不正常関係と拉致問題 歴史は全うされるか  2002.12 世界
日本人は歴史を忘れたのか       2003.1/2 情況
感情的「北朝鮮報道」が続くなかで考える日本人の「国民感情」と「歴史の空白」 2003.04 望星
敵のいない韓国行            2005.06 すばる
『作品集』余話             2005.11 月刊百科
映画 Dear Pyongyang を見て       2006.10 世界
四十年ぶりに「鴉の死」を読んで     2006春 前夜
自由な韓国行              2007.01 すばる
私は見た、四・三虐殺の遺骸たちを 2008.02  すばる
悲しみの自由の喜び          2008.07  すばる

李恢成「地上生活者(第四部・第五部)」を読む 2016.05 抗路1

「『朝鮮がテーマだからフヘン性がない』」 2016.12 抗路3
夢の沈んだ底の「火山島」 2022.11 世界